調査地概要
目次
調査地
ボルネオ島北部のマレーシア領サバ州のほぼ中央部、キナバタンガン川の上流域に位置しています。
1993年にドイツ政府の協力を得てReduced Impact Logging (RIL) を開始し、1997年に東南アジアで初めてForest Stewardship Council (FSC)から持続的森林利用を実践する森林として認証されました。
デラマコットの森林は135の区画に分割され、区画ごとに伐採計画が立てられFSCの査察を受けます。通常、1年に3区画において伐採が行われます。
調査区
主要調査区は伐採手法にもとづいて以下の3つに分類されています。各カテゴリーに2haの永久調査区が置かれています。その他に、以下の衛星プロットが置かれています。
伐採手法 | 面積 | カテゴリー |
原生林2ケ所 | 0.4ha & 2ha | 非伐採区 |
1970年代伐採跡地2ケ所 | 0.4ha | Old growth |
.jpg)
1995年のRIL跡地2ケ所 | 0.4ha | 低攪乱伐採区 |
2000年のRIL跡地2ケ所 | 0.4ha & 2ha | RIL |
.jpg)
従来型伐採跡地2ケ所 | 0.4ha & 2ha | 従来型伐採区 |
0.4ha | RIL |
* 植生、土壌動物、飛翔性昆虫、生態系動態では、以上の3カテゴリーでの比較研究を行っています。
* 哺乳動物では、低攪乱伐採区(含非伐採区)と従来伐採区での比較を行っています。